東福生むさしの台クリニック 内科・循環器科・呼吸器科・小児科

東福生むさしの台クリニック

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メタボリックシンドローム

 

メタボリックシンドロームとは?

ここ数年、メタボリックシンドロームという言葉をよく耳にするようになりましたが、もう少し以前は生活習慣病という言葉を耳にしたのではないでしょうか? 生活習慣病とは肥満・高血圧・糖尿病などを言います。
近年、これら生活習慣病は肥満(内臓脂肪型)が大きくかかわっていることがわかってきました。
そして内蔵脂肪型の肥満によって様々な病気が引き起こされてしまったり、これから引きおこされてしまうかもしれない複合状態をメタボリックシンドロームと呼ぶようになりました。

このメタボリックシンドロームで特に重要なのは、動脈硬化です。
動脈硬化は心筋梗塞・狭心症・脳梗塞などの循環器疾患を引き起こします。 動脈硬化の症状はなかなか出てこないもので、症状の初期段階では自覚症状として感じられることはまずないと思います。
また、心筋梗塞・狭心症・脳梗塞といった病気は命にかかわる病気であるにも関わらず、突然襲ってくる病気です。

メタボリックシンドロームの改善をすることは、これら重大な病気の予防となるばかりでなく、自覚症状のない様々な生活習慣病の予防となるものです。

 

内蔵脂肪型肥満とは?

大きく分けて脂肪は分布の違いによって皮下脂肪と内蔵脂肪に分けることができます。よく体脂肪を測定する体重計などがありますが、この体脂肪は体全体の脂肪のことです。

式にすると「体脂肪≒皮下脂肪+内蔵脂肪」というように言うこともできます。

皮下脂肪は体の外からつまむことのできる脂肪なのでわかりやすいと思いますが、内蔵脂肪の量となるとわかりづらいものです。 MRIなどの検査をすれば内蔵脂肪を目で見ることができますが、ある程度の設備を持つ病院でないとこの検査は行えません。
手軽な検査とはいえません。

 

メタボリックシンドロームの判断は?

内蔵脂肪を計る検査がなかなかできないとなると、どのように判断すれば良いのでしょうか?

(1)腹囲(おへその辺り)のウエストが男性で85cm以上、女性で90cm以上

(2)中性脂肪150mg/dl以上、HDLコレステロール40mg/dl未満のいずれかまたは両方

(3)血圧が上で130mmHg以上、下で85mmHg以上のいずれかまたは両方

(4)空腹時血糖が110mg/dl以上

などがあげられます。
これらの検査であれば、一般的にはどこのクリニックでも検査をしていると思いますので、一度かかりつけの先生に相談すると良いと思います。

 

痩せているのにメタボリックシンドローム

女性に多くみられる症状として、見た目がやせていても内蔵脂肪が多くメタボリックシンドロームと判断される方も多くいらっしゃいます。 この場合、体の基礎代謝が低下している場合が多くみられます。基礎代謝をあげながら内臓脂肪を減らすには、食事の減量方法と運動方法をうまく組み合わせる必要があります。

単に食事の減量だけを行うとさらに基礎代謝を落としてしまうことになるかもしれません。  

 

メタボリックシンドロームと健康診断

気がつかないうちに病気が進行してしまうのは、動脈硬化だけではありません。高血圧・高脂血症・糖尿病という生活習慣病は、ある程度進行するまでは自覚症状として現れません。

是非この機会に特定健康診査を受けて体のチェックをしてはいかがでしょうか。当院でも特定健康診査を行っています。詳しくはお問い合わせください。

次回は健康診断などで行う検査のデータについて詳しくお話ししたいと思います。

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